午前の過ごし方
ワーケーション2日目は6時に起床し、早速温泉に入りました。露天風呂は撮影禁止なので、公式HPから引用していますが、写真どおりの最高のロケーションです。
2つの露天風呂は午前中と午後で男女が入れ替わるので、両方楽しむなら起床後と夕方以降に2回入浴するのがおすすめです。
部屋に戻ったらすぐに朝食です。東鳳は夕食・朝食ともにバイキング形式の食事になります。バイキングは口コミなどで評判がいいとのことで楽しみにしていました。
朝食でも30種類以上の中から選べるバイキングが用意されていて、朝から楽しんで食事を選ぶことができました。
バイキングの会場は、コロナ対策で移動中のマスク装着とビニール製の手袋が用意されていました。ただし、手袋は任意だったので、スプーンやトングに触る利き手側だけに着けて盛り付けをしました。(昨年までは必須だったかもしれません)
初日の朝食はご飯と味噌汁を中心とした和食メニューにしました。普段の生活では朝食はほとんど食べないので、これだけでもかなりの量になります。写真を撮り忘れたのですが、最後に野菜カレーを食べてしまい、食べ過ぎの状態で部屋に戻りゆっくり食休みを取りました。
今日は一日部屋で作業を行います。今回部屋からの眺望には拘っていなかった(景色がいいと見入って仕事に集中できなくなるから)のですが、障子の一部から見える景色がいいと思いました。
ホテルの部屋写真を見た時に和室がいいなあと思ったのは、この半開きの障子から見える景色がよさそうだったからでした。京都の源光庵とは形が違いますが、風や雪の重みで手前の竹がゆらゆら揺られるのを眺めるだけでも、心を落ち着かせてくれます。
午前中に作業を始めたらかなり集中して取り組んでいたようで、あっというまに3時間ほど時間が経過していました。
後日振り返って自宅との環境の違いを考えてみたところ、ないないづくしの環境が良かったのだと思います。
- 音がない
- 余計なモノがない
- 食事を考える必要がない
自宅では生活音や周囲の音が多少入ってきますが、この部屋は外界から遮断された空間のように感じて集中力を高めてくれます。また、余計なモノがないので誘惑に駆られることも少なくなります。(備え付けのテレビはありましたが、日中は全くつけていませんでした)
最後の違いは、妻とも話していましたが、毎日の食事をどうするか考えるのは、かなり思考の妨げになっていたと認識しました。ホテルに居れば夕食の心配はすることはなく、かなり負荷を押し下げる効果があります。
一方でホテルにいるからこその問題も出てくることがあります。
昼食問題
ホテルに籠ってワーケーションする時に問題になりがちなのが、「昼食をどうするか」ということです。「ワーケーションプラン」と銘打たれた宿泊プランや、ルームサービス付きの高級ホテル(完全に想像です)でない限り、昼食を用意しているところは少ないと思います。ホテル内のレストランで済ませるか、近くに食べに行く必要があります。
東鳳には売店はありますが、ホテル内にレストランはなく、近くに食べに行くのも徒歩圏内にお店がほとんどない立地でした。
昼食対策としては、自宅からパンやインスタント食品を持ってきたので、お腹が空いたら食べようと思っていました。ただ、今日は朝食をバイキングで食べ過ぎてしまったので、夕食までパンとお茶菓子を食べるだけで過ごせました。連泊中は部屋の掃除はお願いしなかったのですが、スイーパーの方がバスタオルとお茶菓子を追加で持ってきてくれるなど、ホテル側の配慮が嬉しかったです。
午後
3時間ほど集中することができましたが、一旦集中が切れてきたので、部屋をぶらぶらしたりして気分転換をします。温泉に浸かったらもう仕事に戻れない気がしたので、日中は我慢します。
部屋以外ではロビーでもWiFiが繋がるので仕事をすることができます。何度か気分転換に足を運んだのですが、エントランスからほど近く、防寒対策が必要になるので、作業は基本部屋で行いました。
写真の後ろ側にはコーヒーとソフトドリンクのテイクアウトコーナーがあり、部屋に持ち帰ることもできるので重宝しました。
17時頃から夕食のことばかり考えて集中できなくなってきました。特に17時半から妻がWeb会議を初めてからは完全に集中が切れてしまい、自由時間になってしまいました。
それでも休憩除いて7時間近く作業ができました。多分無職になってから一番集中することができていたと思います。
夕食
時刻は19時を回り、いよいよお待ちかねの夕食の時間です。東鳳のバイキングは家族向けのバイキングメニューだけでなく、会津の郷土料理が楽しめます。
「せっかく旅行にきたからには郷土料理を味わいたいけど、味が合うかわからない」
といったケースが結構あると思うのですが、バイキング形式だと一食の量が少ないので、色々な郷土料理にチャレンジすることができます。
最初に取ってきたのは、もつ鍋とお刺身、おばんざい、サラダ、鴨きたのは、もつ鍋とお刺身、おばんざい、サラダ、紅茶鴨のモモ串(名前違っているかもしれません)などです。
珍しい食材も結構あります。上の写真の右側の小さなお椀は会津の郷土料理のこづゆです。こづゆは貝柱の出汁にきくらげや人参、里芋、高野豆腐が入った具沢山なお吸い物です。初めて食べましたが、素材の味を活かした優しい味でした。
その他ではくわいもありました。くわいは昨年広島で初めて食べたのですが、福島でも生産しているようです。個人的には大好きなので東京のスーパーでも取り扱いが増えてくれるとありがたいですが、、
他にも気になるメニューはたくさんありましたが、何度おかわりをしても食べきれなかったので、楽しみは明日に取っておくことにしました。
食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいましたありませんが、スイーツも10種類ぐらいから選べました。公式HPによるとホテル専属のパティシエが丹念に作られています。
既にかなりお腹いっぱいだったので妻と二人で4種類ほどシェアして食べました。こんな生活が続いたら確実にメタボる。。
食休みを取ったあと強烈な睡魔が襲ってきたので一時間ほど仮眠をとってから温泉に入りました。夜になると雪も止んでいたようでキレイな星空を眺めながら一時間近く温泉につかっていました。
このまま旅行していたいと思いつつ、明日のワーケーションに備えて早めに寝ようと思います。
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