福島ワーケーション⑥最終日

福島ワーケーション最終日 ワーケーション

チェックアウト

ワーケーション最終日の2月23日は、天皇陛下の誕生日で祝日です。令和2年から始まった新しい祝日なのでまだ馴染みが少ないですね。今日はホテルをチェックアウトして、会津若松市内でワーケーションと観光をします。

最後の朝食は、喜多方ラーメンで朝ラーをしてみました。具材多めで味付け海苔や半熟卵もトッピングして豪勢にしました(笑)。朝食バイキングも3日目にもなると、どれぐらい食べられるか勝手がわかってきます。フルーツやデザートをもっと欲しかったけど、残してしまいそうだったので泣く泣く諦めました。

4日目朝食
お盆に小鉢が乗り切らないのはデフォルトです

チェックアウト

部屋もキレイにしていよいよお別れです。2日間作業してきた机とイスは快適に作業ができました。

後ろ髪を引かれる重いですが、9時過ぎに部屋を出てチェックアウトします。現地清算が必要だったので時間がかかるかと思っていましたが、その日は偶々なのかスムーズにチェックアウトが終わりました。

ホテルを出た後は、東鳳の送迎バスで会津若松駅駅まで送ってもらいました。フロントの方の話では事前予約なしでも大丈夫とのことでしたが、結構利用客が多く、2台のマイクロバスで送迎していました。

東鳳送迎バス
荷物は前方に置くスペースがあります

会津若松市定住コネクトスペース

午前中は会津若松市定住コネクトスペースを訪問しました。会津若松駅から1km強、天気が良ければ15分ほど歩けば着く距離です。

HPにも載っていますが、趣のある建物は旧黒河内医院を改修して活用しているそうです。

コワーキングスペース外観

建物の中はコワーキングスペースと交流スペースに分かれていました。朝一で入ったこともあり、交流スペースには誰もいなかったのでコワーキングスペースを利用して午前中は作業をしました。

こちらのコワーキングスペースがワーケーションに最適だと考えたのは、福島県への移住・定住を支援する環境地域文化エナジーというNPO法人が運営しているからです。そのため、館内には移住・定住支援のパンフレットや案内も並び、情報収集を行うこともできます。

コワーキングスペースに他の利用者がいなかったので、職員の方より会津地方で住みやすいエリアや冬の降雪状況、移住者の増加状況などについてお話を伺うこともできました。

具体的な移住・定住相談をしたい場合には、定住支援アドバイザーによる移住相談を受けることもできます(要予約制)。

また、2階はサテライトオフィスとして3社ほどにスペースを貸し出しているとのことで、通信会社大手など有名な企業の名札が出ていました。

昼食

会津若松定住コネクトスペースを出たあと、鶴ヶ城に向かいました。鶴ヶ城までは歩いて15分ほどの距離にありますが、ここで4日間のワーケーションで唯一欠けてい体験を思い出しました。

そう、ランチタイムです。昨日までほぼホテルに缶詰めだったので、ランチを楽しむ機会は今日がラストチャンスです。妻と相談して鶴ヶ城近くの喜多方ラーメン「喜鈴(きりん)」城前店に伺いました。

喜鈴
城前のとおりは建物が煉瓦調の風情がある造りでした

朝食バイキングで喜多方ラーメンを取らなければよかった、と思いましたが喜鈴さんはスープの種類だけで「黄金醬油」、「黒醤油」、「白醤油」の3種類がありました。朝ラーメンと被らないようにしじみとあさりの貝出汁のスープに小麦を使用した白醬油をカエシに使用した「白醬油中華そば」を注文しました。

喜多方ラーメン

上手く写真が取れていなかったのですが、澄んだ透明なスープをしています。それでも貝出汁の味がしっかり出ていて、喜多方ラーメン特有の油とちぢれ麵との相性がバッチリでとても美味しかったです。

喜多方ラーメンの有名店は東京にもありますが、さすがに本場は平均的なレベルが高いと思います。

鶴ヶ城散策

喜鈴を出て200mほど歩くと鶴ヶ城北側の追手門に到着します。東京では会津若松城または若松城と紹介されることが多いですが、ここでは地元の方が呼ばれている鶴ヶ城で統一しています。

鶴ヶ城で個人的に気になったのは天守以外にも多く残っている石垣の種類でしょうか。大小様々な石垣を積み上げているのですが、ここまで立派な造りは中々見れません。

鶴ヶ城を散策した後は、白虎隊終焉の地である飯盛山に登りそこから鶴ヶ城をもう一度拝み見ようと思っていましたが、午前中にコワーキングスペースで作業をしていたため、夕方の新幹線の時間が迫ってしまい行けずじまいでした。

鶴ヶ城から会津若松駅まではタクシーで戻りました。この時のタクシーの運転手さんが会津地方の写真を撮って回るのが好き(プロ顔負けの腕前でした)とのことでした。

初めて利用させて頂きましたが、おそらく地元では有名な運転手さんではないかと思いますが、運転手さんが鶴ヶ城だけでなく大内宿の雪まつり、猪苗代湖などアルバムを見せてもらいました。今回のワーケーションだけではまだまだ行けなかったところが多いと改めて感じました。

会津若松駅からは、郡山まで快速電車で向かい、新幹線で東京に戻ります。初日に高速バスで着いた時は暗くて気づきませんでしたが、赤べこがお迎えしてくれていたようです。

福島県の魅力

郡山から東京行きの新幹線に乗っていよいよワーケーションも終わりになります。今回のワーケーションは23日が祝日だったこともあるのですが、3泊4日の滞在は少し短かったかもしれません。4日間の滞在で大半をホテルで仕事をしていたので、観光地巡りや地元の方との触れ合いは少ない方でした。

それでも東鳳のフロントの方、コワーキングスペースの職員さん、あかべぇやタクシーの運転手さん、バス停を訪ねたコンビニの店員さんまで皆さんとても親切に対応して頂きました。

「客商売なんだから愛想よくするのは当たり前」と思われるかもしれませんが、東京のそれとは何か違う感じがしました。

何が違うのか調べようと思ったら、会津の方の人柄について、「会津の三泣き」という言葉があるということを知りました。

  1. 初めて会津に来た人は、よそ者に対する会津人の厳しさに泣き
  2. やがて会津での生活になれてくると、温かな心と人情に触れて泣く
  3. そして最後、会津を去るときには、離れることの辛さに三度目の涙を流す。

福島に行く前は上記の1と全く同じ考えで、4日間の短い期間でしたが今は3の気持ちになっています。

最後に会津土産といえば、起き上がり小法師が有名です。今日のチェックアウト時に小さな起き上がり小法師をいただきました。私も重心を低く持ち、転んでもすぐに起き上がれる粘り強さが欲しいです。

起き上がり小法師

ワーケーションの感想と次回への意気込みはまた整理してお伝えしたいと思います。

福島のワーケーションは最高でした!できれば定期的にワーケーションに来てもっと色々な所を回ってみたいと思います。

そのためにも早く事業を安定させなければなりません。頑張らないと!

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